善光寺大本願
縁起
浄土宗の七大本山の一つで、定額山善光寺(じょうがくさんぜんこうじ)と称す。善光寺は現在浄土宗大本山大本願(だいほんがん)と天台宗大本山大勧進(だいかんじん)の二つの機構によって運営されており、両本坊の住職が善光寺住職となっている。大本願は代々皇族の尼公(にこう)上人が法灯を継がれている。善光寺の創建は奈良時代頃まで溯(さかのぼ)れると推定されるが、以来、本尊の阿弥陀如来(あみだにょらい)は人々の信仰を集め、江戸時代には出開帳(でがいちょう)も多く行われた。現本堂は宝永四年(1707)の建立で国宝。
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