ヒロ明照院について

 1911(明治44)年、ワイナク浄土院(廃寺)第2世清水観碩上人が宗祖700年大遠忌記念事業として新町と呼ばれる日本人居住区に開山、諡号から明照院と名付けられた。1914(大正3)年にはヒロ明照院実践女学校を設立した。
 第2世原哲雄上人の代に学校を共学化、校舎を新築、数名の開教使が駐在し隆盛した。
 1960(昭和35)年のチリ地震津波により新町が壊滅、本尊須弥壇は水害を免れたものの寺院は移転を余儀なくされ、1964(昭和39)年現在の地に新本堂が建立された。設立時から砂糖農場に依拠していないため、製糖産業衰退後も一定の寺勢を保っている。
 寺院の傘下にはボーイスカウト第82団、カブスカウト第55団、月かげ踊り会(盆踊り同好会)、がんばれゴルフ(ゴルフ同好会)がある。
 2010(平成22)年には故宮林昭彦台下御親修の「開山100年祭」が厳修され、総本山吉水講による詠唱奉納が行われた。
 2014(平成26)年に30年来境内建物を賃借していた保育園が閉園、同年信徒により再開され(寺とは別法人)、以来主任開教使が毎週日本語を教えている。

ヒロ明照院外観

 【歴代主任】
清水観碩(1911-1920)/原哲雄(1920-1940)/日野秀瑞(1940-1964)/中村良観(1964-1983)/椙原順慈(1983-1997)/谷地興文(1997-2009)/宮崎潤心(2009-現在)

ヒロ明照院外観

主な行事

      1月御忌会
      3月春彼岸会
      5月母の日法要
      9月秋彼岸
      12月成道会/除夜会
      2月涅槃会
      4月花まつり
      7月お盆
      11月十夜会

毎月第一日曜日に家族礼拝、学校期間中は隔週で日曜学校がある他、
ガレージセール、餅つきなども開催

所在地

住所:97 Olona Street, Hilo, HI 96720 U.S.A.
TEL:国際ダイヤル+1(国番号)+(808)935-6996
FAX:国際ダイヤル1(国番号)+(808)969-3450
MAIL:hilomeishoin@hawaiiantel.net

アクセス情報

ヒロ空港から車で5分

周辺ガイド情報

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