浄土宗寺院紹介Navi
石岡市内のほぼ中央に在り、市街地ながら大樹に囲まれ緑深静かなたたずまいで、山門より右手に鐘楼、正面に本堂、書院、庫裏が配置され、本堂地下に位牌・納骨堂があります。 石岡市はかつて常陸国の国府があったところで、地方の政治経済の中心地でありました。したがって当山は常陸大椽職平家の菩提寺として応安7年(1374年)に創建された古刹であります。
開山は良善上人で旧名越派でありました。当時七堂伽藍の様式を備え、府中80箇寺中五大寺に列したと記録されております。 境内には水戸徳川家の枝藩である松平播磨守の墓地があり、石岡市の史跡に指定されております。