不断院は寛永七年(1630年)東京都港区麻布(当時の麻布村)に専蓮社覚譽上人吞了大和尚が不断寺として設立されました。その後慶安二年(1649年)江戸浄土宗紫衣四か寺の一つといわれた天徳寺(港区芝西久保巴町・現在の虎ノ門三丁目) 内に寺域を移転し天徳寺の塔頭(たっちゅう)寺院となり不断院と名前を改めます。(*〈文政〉江戸府内寺社書上の記載より。)その後江戸時代から同所芝西久保巴町(現在の港区虎ノ門三丁目)にありましたが、江戸末期と大正時代の関東大震災で度々火災にみまわれました。新たに発展著しい東京西部に活動の場所を移すべく第二十四世現譽広学上人によって寺域の移転が開始されました。昭和58年(1983年)に現在の境内地22,077㎡(約6,993坪)を取得後、数年にわたる協議調整の後、行政の許認可をへて現在の弐分方丘陵の一角を造成、平成4年(1992年)に現在の本堂・書院(客殿)庫裏・茶室・庭園(枯山水)などが完成落慶いたしました。 平成14年(2002年)には境内地に霊園「浄光の森聖地」並びに永代納骨・合祀墓地「ともいき」が完成し現在にいたります。
寺院情報
寺院番号 | 13-039 |
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山号 | 共生山 |
院号 | 不断院 |
寺号 | 浄光寺 |
所在地 | 〒193-0822 東京都八王子市弐分方町179番地 |
TEL | 042-652-2524 |
FAX | 042-650-8128 |
URL | https://fudan.jp/ |