文禄4年（1595年）、音譽上人（春察）により三州刈谷土井家の菩提所として創建される。源頼朝の家臣四天王の中の三浦大助義明13代の子孫、三浦正重公が当院に身を潜め、慶長12年、三浦家中興の祖、土井利勝公の甥、正次公、上府の為しばらく逗留し、土井、三浦両家の香蓮所となった。明暦3年江戸の大火に遇い、徳川家の台命ににより浅草田島町に移転。大正12年の関東大震災により本堂庫裡を焼失、第25世俊芳上人により現在の地に移転、昭和9年移転完了復興した。また現在の本堂は平成元年、第２７世俊良上人により近代的な設備を完備し竣工。現在に至る。
本尊「腹帯阿弥陀仏」は本寺誓願寺第２８世、相譽上人より授与され、「腹帯をしている阿弥陀さま」と呼ばれ、古くから安産の守り本尊としても有名。浄土宗寺院の中でも非常に希有な阿弥陀さまです。
地上二階、地下一階の現本堂は、２Ｆに本堂・客殿。１Ｆに多目的ホール。Ｂ１に堂内墓地を有し、修正会や彼岸会、お盆会等々、様々な行事やご法要に使用されています。

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