長流寺
教運寺375年のあゆみ

信楽山至心院教運寺は寛永元年(1624)の創建。開山は法蓮社厳誉上人廓含直行大和尚。
また、教運寺の過去帳には正保二酉年(1645)の年記があり元禄14年(1701)の墓石を有するなど、この寺の由緒を伝える。

教運寺開創からの概略
●寛永元年(1624)創建
●享保年間罹火災爾後再営
●文政11年(1828)の概要
・本堂・地蔵堂・同拝殿・表門・境内地(墓地含約380坪)
●弘化2年(1845)正月24日青山一帯延焼、本尊・霊簿を残し焼失、檀信徒の浄財により営建
●明治10年の概要
・本堂・庫裏・表門・境内地(墓地除187坪)・檀家(50戸)
●大正期、昭和期に改造・増築、関東大震災・戦災では全壊を免れる
●平成6年7月旧本堂・庫裏を取壊し再建工事着工
8月地鎮式執行
●平成8年2月教運寺「寿光ビル」竣工
3月落慶法要執行
●平成11年9月教運寺開創375年記念法要奉修

教運寺の仏・菩薩
本尊阿弥陀如来像(延宝6年(1678)造立昭和60年修復像高97・6cm)
西方十万億土をすぎたところに極楽浄土があり、現に阿弥陀仏が法を説いている。

脇侍観音菩薩像
慈悲をもって衆生済度する。

脇侍勢至菩薩像
智慧をもって衆生済度する。
地蔵菩薩像(像高40・5cm伝小野篁之御作教運寺秘仏江戸南方48ヶ所地蔵尊第38番札所)
釈迦入滅から弥勒菩薩が56億7千万年の後に成道するまでの無仏(仏がいない)の時代に比丘形式(托鉢する修行僧)をあらわして六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人・天の世界)の衆生を教化救済する菩薩。無仏時代になっても最後まで残る阿弥陀如来の後を担当し、浄土教を伝える菩薩として、日本では特に有名。

閻魔王像(昭和10年代、浅草宗円寺より招来)
地獄の主神、冥界の総司として死者の生前の罪を裁く考えられている。

法然上人像
浄土宗の開祖
善導大師像
中国浄土教の大成者

寺院情報
寺院番号 14-134
山号 寶泉山
院号 廣濟院
寺号 長流寺
所在地 〒270-0164 千葉県流山市流山六丁目677番地
TEL 04-7158-0355
FAX 04-7158-0355
URL http://www.jodo-chiba.jp/contents/syokai/6134_choryuji.htm