悟真寺
【縁起・由緒】
当寺開山は善忠寂翁といい、浄土宗藤田派の4代目唱名名人の高弟で貞治5年(1366年)弘法のため関東から三州今橋まで来た時、奇瑞あって足利義詮に請うてその地に一寺を建て孤峯山浄業院悟真寺と称し、毎年3月14日に善導忌を勤め、普く僧俗を化益したので、名声海内に高く、京都に参内し、勅願寺の諭旨を受け、祈祷料として六十貫目の寺領を賜った。塔頭末寺は漸次増加し、末山として二十四ヶ寺と記されている。
徳川氏の治世となって、慶長7年(1602年)住職天牛和尚は伏見城で家康に謁して朱印八十石を受け、これによって歴代職は7年毎に出府登城して年賀の礼を行い、家康、秀忠、家光等は当寺に宿泊休息し、寛永13年を初めとして、数回渡来してきた朝鮮使節の宿舎となり、明治11年10月には明治天皇の行在所となった。
昭和20年6月20日豊橋空襲により、全山焼失と帰し、わずかに残り得たのは、疎開した本尊仏一体のみであった。戦後、昭和22年10月に仮本堂を建て、37年6月に本堂再建を果たした。当寺は八ツ橋納豆の製造にて名高く、書院の間は、長篠の役に家康が隠れ足るを以て御隠御殿と称された。本尊は、阿弥陀如来にして、胎内に恵心僧都の最後の作なる弥陀三尊を安置する。
行事・儀式・習い事
- 法話会
- 七五三
参拝・拝観用駐車場
- 普通車:30台 あり
霊場・御朱印
- 拝観可
- 霊場
- 御朱印
社会活動
- 保育所・幼稚園(幼保連携型認定こども園悟真寺幼稚園)
寺院情報
寺院番号 | 21-001 |
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山号 | 孤峯山 |
院号 | 浄業院 |
寺号 | 悟真寺 |
所在地 | 〒440-0891 愛知県豊橋市関屋町212番地 |
TEL | 0532-52-5566 |
FAX | 0532-55-0627 |
URL | https://goshinji.com/temple/ |