高岳院
初め甲斐国新府にあって教安寺と称した。慶長13(1608)年、家康の命により平岩新吉が、仙千代(家康の第六子、藩祖義直の舎兄、法名高岳院殿)菩提のため、清須城外に移転し高岳院と号し、家康尊崇の寂誉呑宿(教安寺八世)を開山とした。同16年、城を名古屋に遷す際、現在の地に移る。爾来国守は代々黒印を納め諸堂を修築したが、今回の戦禍により国宝山門(清須城黒門)を始めことごとく焼失した。昭和31年本堂、本年には書院、庫裡を再建。
寺宝には徳川秀忠文書、平岩主計頭新吉の黒印等がある。檀徒には、通し矢の星野勘左衛門、絵の小田切春江、陶の平沢九郎等がいた。
寺院情報
寺院番号 | 22-030 |
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山号 | 持名山 |
院号 | 高岳院 |
寺号 | 高岳院 |
所在地 | 〒461-0001 愛知県名古屋市東区泉二丁目21番17号 |
TEL | 052-931-5266 |
FAX | 052-931-5272 |