三縁山信阿院清光寺。
開山は超誉察道上人、もと神光寺といい行基の開基と伝える。のち真言宗の寺として松ケ島にあったものを、大永３年察道上人が浄土宗に改宗。
天正年閻、津川玄蕃・蒲生氏郷両氏の菩提所となる。元和年問、徳川頼宣の帰依にて現在地に移転。正徳３年、祐天上人より小字の名号を賜り、諸人を勧化したところ、この数５０万人に及んだという。祐天堂はこの頃に建立。寛政12年、中興徴誉信問上人、山城の誓願寺より当寺に移住、その後20年間四衆化導にあたられた。本尊阿弥陀如来座像は国宝、観音・勢至両菩薩像は市の文化財となっている。