浄土宗寺院紹介Navi
建久二年(1191)三月に法然上人59歳の折、飛鳥の里を訪ねられ、現在当寺の存在する地で三日間滞在され、聖徳太子誕生所である橘寺にも参詣された。そして記念のために草庵を結び置かれたが、後世世俗がその大徳を仰ぎ慕って堂宇を建立した。その後慶長五年(1600)、寛永七年(1630)、文化十二年(1815)の再建を経る。
清滝月輪寺に移る以前の円光大師(法然上人)25霊場の第18番霊場であったことを証す「月かげの歌」の扁額が当寺に残されている。