稱名寺
護念山功徳院稱名寺沿革 古棟札記録によると人皇78代二條院の御宇、保田之城主貴志伊名親王(清和天皇第二皇子)の菩提所として建立とある。永和元年(1375年)開基とされる。往古 保田之荘五ヶ村の本寺として、保田村の中央に位置し、貴志氏第23代五郎左エ門宗在の崇信により、元和三年(1617年)壮大な堂宇再建される(開山行譽相頓)。降って現在の本堂は文化十年(1813年)に再々建立されたものである。堂宇の構造は総欅材にて鮮細な彫刻を造作し、来迎25菩薩立像は現本堂の再建にともなって彫刻された。あたかも浄土より菩薩が来迎するお姿そのものである。外陣正面には紀伊第十代藩主徳川治宝公の筆になる「護念山」の扁額(縦2.12米 横0.9米 木造純金箔塗り金色金物付)が揚げられている。昭和十年(1935年)にも大修理が施工されているが、六十年餘の歳月を経て再び梁や屋根瓦の損傷著しく、平成八年大修理をする。
〇宝篋印塔(有田市指定文化財、昭和59年指定
〇来迎25菩薩立像(有田市指定文化財、昭和63年指定)
〇本堂(有田市指定文化財、平成14年指定)
行事・儀式・習い事
- 写経会
- 詠唱(吉水流)
- 除夜の鐘
参拝・拝観用駐車場
- 普通車:15台 あり
霊場・御朱印
- 拝観可
- 御朱印
寺院情報
寺院番号 | 31-090 |
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山号 | 護念山 |
院号 | 功徳院 |
寺号 | 稱名寺 |
所在地 | 〒649-0311 和歌山県有田市辻堂585番地 |
TEL | 0737-82-3160 |
FAX | 0737-82-3207 |