光明寺
元和3年、曉蓮社天誉上人が大阪一心寺より来り、光明寺を創立す。
寺史としてはっきりしたものが無いが、口碑として、往古は湯所のはずれに在り、寺内には八幡の宮があり、昔は当社の神宮寺にして現在の本尊阿弥陀如来は当時八幡の御神体であったと伝えられる。湯所内田お乗場という処に昔一人の道心者があり、袋川の川端にて1,000日の間至心に念仏の回向をつとめた。その時代当国にては前代未聞の珍事といわれ、是が因幡国常念仏の起こりとなった。その後元和3年、天誉上人一心寺より来り、その事を聞き「是は稀代の珍事也、その跡を空しとなすは本意ならず」と人衆を集めて遂に一寺を開基した。現在寺町光明寺が是である。享保5年、石黒火事に因り類焼。現本堂は天明元年の再建である。
寺院情報
寺院番号 | 34-004 |
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山号 | 正眼山 |
院号 | 攝取院 |
寺号 | 光明寺 |
所在地 | 〒680-0053 鳥取県鳥取市寺町153番地 |
TEL | 0857-22-7971 |
FAX | 0857-22-7971 |