光西寺

大邦山常照院光西寺という。本尊は阿弥陀如来、総本山知恩院の末寺である。
寛永8年当山第2世徳誉上人堂宇を建立し、美作の国勝山安養寺第3世九誉上人(米子産)を請じて開山とした。後、福田円波が黒坂城を管理するに及んで、氏の檀那寺となったため寺運隆昌となったが、享保年中火災にかかり堂宇焼失。第6世言誉上人の代に再建したが、嘉永7年第15世常誉上人の代に再び類焼、古文書等一切焼失した。安政年中根雨宿、近藤平右ヱ門の助力により再建したが、明治31年三度び類焼。位置を鏡山城址の麓、堂屋敷に変更。大正11年伯備線敷設に伴い、現位置(旧位置)に還り、昭和4年現堂宇の完成をみた。

寺院情報
寺院番号 34-042
山号 大邦山
院号 常照院
寺号 光西寺
所在地 〒689-5131 鳥取県日野郡日野町黒坂1401
TEL 0859-74-0854
FAX 0859-74-0854