当寺往古真言宗と称する庵室あり後、深誉上人現在地に移し普門院紫雲山と改め浄土宗に改宗す。時天文元年3月なり。途中火災か不詳にて寛延中9世諦誉上人現在の堂宇再建後19世説誉上人尽瘁せるる以て中興と称す。明治後衰頽せるを22世義誉上人寺門興隆献身さらに23世徳誉上人60年に渉る薫住にて寺運隆昌に法灯弥々興隆す。現本堂は寛延年中再建7間に6間半。庫裡は平成14年に再建。