はじめ願行寺と称した。往古の随願寺、あるいは瑞願寺と称する密教の大寺の旧跡を興し、その名にちなんで随應山成就院願行寺と号したと伝える。開山は伝誉夢覚、1632年（寛永9年）5月入寂嘉永2年罹災、嘉永5年庵裡再建万延2年第16世麟誉上人本堂再建、明治3年社寺整理によって伊保庄専称寺に合併されたが、明治5年18世性誉上人の代都濃郡四熊村（現徳山市）の宗寿院を引寺再興した。