法積寺

当寺の最初は、真言宗密言寺として安元元年に泰広阿闍梨という僧により開創されたが、その後永享10年勅賜特誉門光上人により浄土宗に改宗され、約550年相続し、現在に至っている。
現本堂は文政7年に、徳山藩主毛利就寿公の援助により再建され、寺院建築では御拝口が本堂の左右にあり、長門市西円寺と並び非常に珍しく、全国的に有名である。
又、古来より本堂煉瓦に皇室の菊花紋が使用され、本尊仏は昔、長門市深川八幡宮に安置されていた阿弥陀仏坐像で、行基作と伝えられている。
境内には国内外の花蓮約50種が植えられ、夏には美しい花を咲かせる。昭和50年庫裡大改築、平成8年本堂屋根葺替え、境内整備等を行い、檀信徒との心の憩い、信仰増進の場として現在に至っている。

寺院情報
寺院番号 39-103
山号 滋邑山
院号 功徳院
寺号 法積寺
所在地 〒759-3622 山口県阿武郡阿武町大字奈古2830番地
TEL 08388-2-2156
FAX 08388-2-2156