専念寺

開山は慶長5年、下関引接寺三代来譽上人。平野玄佐入道(清末藩家老)が大檀那となる。
寛延2年(1749)、十一世中興要蓮社選譽嶺純和尚の代に本堂の改築なる。庫裏は未詳。平成3年、庫裏の屋根が台風にて大破。翌4年に全面改築(約6000万円)。さらに平成16年9月7日、台風により本堂屋根大破。檀信徒協議して、本堂の全面改築(総工費1億円の予定)を行うこと決議。平成19年春完成を予定としている。現住職二十九世井上徹眞は昭和57年に晋山して今日に至る。なお下段の写真は、台風被害に遭った直後の写真である。特筆すべきは、保険には2社入っていたが、特約をつけていなかったのでこの被災に対して一円もでなかったが、浄土宗共済に一口入っていたおかげで、60万円の御見舞金を戴いたのが檀信徒の復興の意欲に好影響を与えたこと少なからずあったと思う。

寺院情報
寺院番号 39-140
山号 稱名山
院号 光珠院
寺号 専念寺
所在地 〒750-1171 山口県下関市大字阿内1389番地
TEL 083-282-4454
FAX 083-282-4446