正覚寺
静かな盆地の城下町、「荒城の月」のメロディーが流れる豊後竹田駅から川を挟んで正覚寺本堂の甍が山際に見える。慶長11年(1606)開基。開山の浄譽存道上人は江戸伝通院より来竹。当地岡藩、太祖中川清秀公の菩提所が摂津茨木の浄 土宗梅林寺であったので2代秀政公並びに賎ヶ岳合戦討死の家臣、徳川家代々菩提のために岡藩初代藩主中川秀成によって建立されたものである。清秀公御木像、徳川歴代将軍御位牌が安置されている本堂は、火災のため焼失し、天明7年再建、以来213年に及ぶ。本堂屋根の大鬼瓦は天明年間の傑作といわれる。また丈6尺の御本尊、慈愛あふれるたたずまいの両菩薩は近在の信仰を集める名仏である。
寺院情報
寺院番号 | 46-039 |
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山号 | 成等山 |
院号 | 法傅院 |
寺号 | 正覚寺 |
所在地 | 〒878-0013 大分県竹田市大字竹田1802番地 |
TEL | 0974-62-2757 |
FAX | 0974-62-2757 |