荘嚴寺

当山は功徳山成就院荘嚴寺と号し、仙台駅北西部新坂通りに面する。慶長六(1601)年在蓮社良把上人の開基と伝えられるが、明治三年宮城県に出された進達書によれば、「本材木町に鬼同庄兵衛なる者あり、藩祖政宗公の為に町屋敷に仏堂を設けて国家安泰を記念し日夜怠らず。一寺建立の念願を立てて京都三条通法林寺の袋中上人に請うて寺山号を申し受け、袋中上人を開山上人とし、元和二(1616)年、北山の荒野を拝領して一時を建立した」とある。史跡としては、山門が「伊達騒動(寛文事件)」の中心人物原田甲斐の屋敷門を「悪を善に転ずる」として逆さに移築したと伝えられ、騒動を偲ぶ唯一の名残として「逆門」と呼ばれ現在に至っており、仙台市指定有形文化財にもなっている。その他には、仙台三十三観音六番札所として十一面観音を中心に三十三体の観音像を安置し、本堂西の池畔には弁財天(翁面白蛇)を祀る。儒学者で仙台藩の絵師であった、佐久間洞巌、晴獄、剣道指南役松林蝙也斎等、伊達藩時代の著名人の墓も多く残されている。

寺院情報
寺院番号 07-007
山号 功徳山
院号 成就院
寺号 荘嚴寺
所在地 〒981-0934 宮城県仙台市青葉区新坂町12‐1
URL http://www.kosodate-web.com/shougonji/