蓮光寺
【開山上人】:佐藤良庵上人
【開山年】:宝暦五年(1755)
【御本尊様】:阿弥陀如来座像
【由緒・縁起等】:当寺は昔は「摂取庵」と呼ばれ、古い草庵であったが、宝暦五年(1755)当村の佐藤良庵の開山である。下大笹生(現笹谷)の郷士佐藤吉右エ門英在、吉三郎英政父子は当寺の建立に尽くした。勇猛和尚は願主中興開基で安永六年(1777)、増上寺霊応大僧正から山号、知恩院教応大僧正から院号、寛保元年(1741)増上寺から寺号を許され「光明山摂取院蓮光寺」と称した。
勇猛和尚は天候不順の年、吾妻山に登り、一字一石の経塚を築き祈祷して法力を示し「一切経山」「浄土平」地名発祥のもとになったと伝えられている。又、全国霊場を巡り、その土を集め「土大仏」を造り、さらに六尺の青銅大仏を造立した。人々はその功徳を尊信し、近世の名僧といわれ、増上寺の席次に連なり良弘上人と称し、帰郷して蓮光寺を再興した。
当山の御利益は「天災除け」と言い伝えられている。また、境内に「半日地蔵」があり、半日拝めば働きすぎから起こる「そら手」「腕のいたみ」はとれると伝えられる。
【年中行事】:花まつり法要、秋季念仏法要
寺院情報
寺院番号 | 08-062 |
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山号 | 光明山 |
院号 | 摂取院 |
寺号 | 蓮光寺 |
所在地 | 〒960-0241 福島県福島市笹谷字寺町17番地 |
TEL | 024-558-3088 |