台運寺

【開山上人】:生誉学山

【開山年】:寛永20年(1643)

【御本尊様】:阿弥陀如来

【由緒・縁起等】:寛永20年(1643)、丹羽藩三代光重が白河から二本松に移封された際に、白河常宣寺の第四世往蓮社生誉学山上人により開山されました。創建後、数度の移築を経て、最終的に現在地に移ったのは、寛文7年(1667)とされています。光重は当寺を丹羽家代々の奥方の菩提寺とすると同時に、芝増上寺にならった御霊屋を設け、丹羽藩の初代長重が授かった台徳院殿(二代将軍秀忠)の位牌を祀りました。この台徳院殿の徳を運んだということから、寺名が台運寺になったと伝えられています。残念ながら寛政12年(1800)3月、火災により御霊屋は焼失しましたが、徳川二代秀忠、六代家宣、七代家継、九代家重、十二代家慶の五将軍の尊牌とそれらを安置した厨子が現在も残っており、当寺の什宝となっています。

寺院情報
寺院番号 08-065
山号 九品山
院号 大慈院
寺号 台運寺
所在地 〒964-0902 福島県二本松市竹田二丁目142番地
TEL 0243-22-3665
FAX 0243-22-1196