常照寺

当寺の創建は天正5年(1577年)と伝えれられています。天下統一をめざして目まぐるしく国取り合戦が展開された時代であったということです。

開山は、法号を信蓮社称誉上人常照阿護国豊体大和尚と称し、元和3年(1617年)8月23日入寂されるまでの41年の在住でした。

宝暦11年(1762年)第13世放誉光山上人の代に建立された伽藍の痛みは昭和をすぎて平成の時代に入ると、いかんともしがたくなり、平成6年に本堂改築事業を行うことが決定されました。本堂の改築落慶慶讃法要は、平成12年(2000年)5月28日に勤修されましたが西暦2000年という記念すべき年であったことで、永く記憶に留めて思い出していただけることでしょう。

御堂の本尊は阿弥陀如来の立像で、御丈2尺6寸、台座11重、高さ2尺1寸、行基菩薩の作と伝えられ、過去に県の文化財指定の調査を何回か受けていますが、修復の跡があるということで文化財の指定を受けるには至らなかったということです。
秘佛として安置しておりますのは、聖観世音菩薩像です。これは33年に一度御開帳されている観音様です。毎年8月18日には、御詠歌を詠唱して諸願成就と御恩報謝の念を捧げております。

寺院情報
寺院番号 18-013
山号 光明山
寺号 常照寺
所在地 〒934-0042 富山県射水市作道1883番地
TEL 0766-84-6721
FAX 0766-84-6721