極楽寺
通称、五の極楽寺

当極楽寺は、後醍醐天皇の第八皇子、宗良親王開山の寺です。富山県内には、四ヶ寺在ります。

当寺は、明治六年まで現在の五番街小学校の場所に在りました。その当時の政府の政令で現在の場所に移りました。それで、五番街の極楽寺、略して、五の極楽寺と申しております。

江戸時代には当地に於いて、寺子屋として地域の子弟の教育に貢献していたという文献が残っています。昭和二十年に戦災によりすべての建築物並びに寺宝等を焼失致しました。それにより、ここでの紹介は、私の先代よりの伝え聞きでございます。

現在は先代により、昭和四十六年、近代建築の鉄筋コンクリート造りの本堂を再建しております。

当極楽寺には、北陸算学の祖、中田高寛先生の墓が在ります。そして、境内地には、塚が在りその塚は、中田文敬先生の塚碑として、富山市より保存されています。

寺院情報
寺院番号 18-051
山号 安養山
寺号 極楽寺
所在地 〒930-0055 富山県富山市梅沢町3‐12‐26
TEL 076-424-8035