徳永寺
永禄元亀の頃開創。天正10年本能寺の変がおこると、泉州堺にいた徳川家康は急拠、桑名から海路三河に帰る途中一泊した。その夜、家康のために地侍が不眠の警護にあたった。家康は感激し、礼として瓦に葵の紋の使用を許した。門前の目抜き通りの地を寺領とし、また住持の好む茶や竹木等を与える書状を下した。
現在の本堂は昭和7年に新築。境内に柘植善光寺があり、また喋夢の『芭蕉翁絵詞伝』の編集に協力した俳人杜音の墓がある。知恩院第六十六代の門主察誉貞瑞は当山第八世培山の弟子である。
寺院情報
寺院番号 | 24-036 |
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山号 | 平庸山 |
院号 | 無量寿院 |
寺号 | 徳永寺 |
所在地 | 〒519-1402 三重県伊賀市柘植町2318番地 |
TEL | 0595-45-2250 |
FAX | 0595-45-2250 |
URL | http://www.ict.ne.jp/users/tokueiji/ |