正覚寺

当寺は、安土・桃山時代に奈良の名僧暁譽上人によって開かれ、その後有為転変をくり返しながら400有余年の歴史と伝統があります。
その昔は百人一首にも詠われた「みかの原わきて流るるいづみ川・・・」のいずみ川(木津川)の流域にあって、木津川大洪水の供養石佛(正徳2年)が奉られています。また、東大寺や南都の寺院建立ための木材の集積地名として、「木の積く港」即ち「木津」という地名になりました。
木津は近頃、「関西学術研究都市(関西学研都市)」の真中にあることから、新しい研究機関や住宅都市で注目されております。
その中にあって、当寺は木津町の中心地にあり、今後は奈良市の高の原駅周辺、精華町の桜が丘、光台、加茂町などへ和の輪を広げたいものです。

寺院情報
寺院番号 29-392
山号 暁天山
院号 五劫思惟院
寺号 正覚寺
所在地 〒619-0217 京都府木津川市木津町西垣外85番地
TEL 0774-72-2414
FAX 0774-72-2668