西福寺
沿革

西福寺は、「上狛環濠集落」內の磯垣内に所在する浄雲院念仏山の山号を持っ寺院です。永禄三年(一五六〇)に僧道春が中興したと伝えています。
西福寺には「山城国一揆」を組織した国人衆の一人である狛山城守秀の子孫と考えられる狛佐馬進秀綱の肖像画が残されています。 秀綱は織田信長に仕官し、その配下として上狛における地位や勢力の拡大を図ったとみられる人物です。当寺には、秀綱の肖像画とともに彼の位牌も現存する他、上狛惣墓から発見された墓石も境内に安置されています。
また、十一世紀の製作とみられる聖観音立像や十二世紀に製作された阿弥陀如来立像(本)、不動明王立像の他、天文十四年(一五四五)の台座銘を有寸る人々菩薩立像を所蔵しています。

当山の姿勢

西福寺は、人々の心の置き所(安心)、地域住民の交流連帯(結縁)の場、何より念仏実践の道場として日々活動しています。

行事・儀式・習い事
  • 別時会
  • 除夜の鐘
霊場・御朱印
  • 拝観可
  • 御朱印
対応言語
  • 外国語対応:可能(ドイツ語)
寺院情報
寺院番号 29-402
山号 念佛山
院号 浄雲院
寺号 西福寺
所在地 〒619-0204 京都府木津川市山城町上狛艮町3番地
URL https://saifukuji.blog/