引接寺

永禄3年(1560)忠譽一徳上人が豊前国の黒田村より赤間ヶ関、亀山の麓に移創し、来迎、引接、発遺の三尊の霊画佛を得て山号を関亀山と定め、寺名を引接寺と命名した。
慶長3年(1598)養父隆景公の霊を弔うため、小早川秀秋は施主となり、今の地に引接寺を移し、建立した。
慶長12年(1607)より文化8年(1811)204年間に12回朝鮮通信使が日本に派遣され、その一行の宿泊所となる。
明治28年(1895)日清講和条約の為に来日した、清国全権大使、李鴻章一行の宿舎となる。
昭和20年(1945)戦災により本堂 庫裡を焼失。三門、鐘楼のみ残る。
平成8年本堂、研修室、庫裡再建。現在に至る。

寺院情報
寺院番号 39-135
山号 関亀山
院号 来迎院
寺号 引接寺
所在地 〒750-0004 山口県下関市中之町11番9号
TEL 083-222-0575
FAX 083-227-4569