九品院

 唐津市街東部、外町の南側に設けられた東寺町に位置する浄土宗寺院で、天正期(1573~92)末の開基と伝えられている。
 現在の本堂は、棟札によって文政六年(1823)に上棟されたことが知られる。
 現存する江戸時代建築の本堂として、中町の高徳寺本堂と共に市内最古である。
 本堂北側に続く庫裏は天明寛政(1781~1801)に建てられた唐津城の米蔵を移転したもので、柱が一間毎に建ち、古式な面を残して保存を望まれてたが、昭和60年に現在の庫裡に改築された。
 山門は本堂北側に北面して建って、過去帳の記載から天明元年(1781)以降文化4年(1807)以前の建立であることがわかる。
 境内の墓地には宝暦の怪力・大関領布山浦右衛門の墓がある。相撲評論家・彦山光三氏が雷電為右衛門日記より発見した。
 享和2年2月19日、雷電が國元松江を出立し、相当長期の巡業で九州を下り長崎から有田、伊万里を経て唐津に来たもので、その時先輩である領布山の冥福を祈り年忌の供養をしたとしるしています。
 平成5年6月28日、 仏教の慈悲の精神に基づき、境内に「鍼灸九品院」を併設し、法務の傍ら鍼灸の施術を行っている。

寺院情報
寺院番号 43-043
山号 増上山
院号 九品院
寺号 九品院
所在地 〒847-0067 佐賀県唐津市十人町117番地
TEL 0955-72-5426
FAX 0955-72-5505
URL https://www.facebook.com/j.quhon