鶴眠山東岸寺、明治28年創建 熊本市白川のほとりにあった東岸寺を請い願って移した現在の本堂庫裏は、昭和48年現三世徳誉英昭代に建て替えられた本尊、阿弥陀如来、伝行基作（残念ながら根拠となる記述等はない｡しかし、室町期の作風様式であるという調査結果がある。）
本体の高さ82センチ、蓮台から光背までの総丈１メートル92センチ 開基福島正明、初代御所浦村村長、大矢野村大庄屋吉田寛治氏の二男 当時、島には寺はなく「自分の祖先、村人に申し訳のないことである。また不便極まりなく、このため葬祭の礼を欠くは遺憾の極み、人情の忍ぶ能わざる所である。」と、公衆のために寺建立を発願、私財を投じる。
開山貴田恵超、大分県鶴崎大音寺出身